ひとくち短歌絵

歌人の宮代やすしさんの短歌から発想をもらって、絵を描くシリーズです。

[更新]2016/1/27 5つ追加しました。

 

◆過去のものはこちらから見られます。

No. 1~10 11~20 21~30 31~40 41~50 51~60 61~70

 

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77, たわむれに ルーペで鬱の 字を視れば 林のなかに 缶ひとつある

 

76, 五月雨を たたへし雲の おもおもと 青葉のかげを ふかめゆきつも

 

75, 開かざる ドアに畏怖して 立ち止まる お前の中を 流れゆく砂

 

74, 水槽に サワガニあまた ザワザワと 内乱は混迷を極める

 

73, 暴力を 生む精神の 暗雲を 裂く一行の 光を求む

 

72, 体内に ゆきをふらせる 錠剤に たよるねむりを 二十八年

 

71, シロナガス クジラの踊り食いなども  ひそかな神の 夜の愉しみ